敏感肌は、すこやかな肌に比べてバリア機能が低下しがち。
紫外線による刺激を受けやすい状態になっているため、
日焼け止めをきちんと塗って、しっかり防御する必要があります。
しかし、肌が人一倍デリケートだからこそ、
日焼け止め選びは慎重になりたいもの。
では、どんなことに注意して選ぶべきなのでしょうか?
これまでの敏感肌用サンケア製品の多くは、白浮き感や粉っぽさ、
のびの悪さを感じやすいものが少なくありませんでしたが、
最近では低刺激かつ高SPF&PA値でも、
使い心地も仕上がりも満足度の高いものがたくさん出ています。
そういうアイテムをきちんと選べば、
敏感肌の人も太陽の下でもアクティブに過ごせるはずです。
前と比べ、今では肌に優しく使い心地の良い日焼け止めが増えています。
選択肢が広がるのは嬉しいですが、
その中から自分に合うベストな一本を選ぶのはなかなか大変ですよね。
そんなときは、下の4つのポイントを参考にしてみてください。
POINT 1:SPF値&PA値は使用シーンに合わせて選ぶ
炎天下でのレジャーと日常生活とでは、
受ける紫外線の強さや量が違います。
炎天下でのレジャーなどでは、
SPF50+・PA++++の最高レベルのものがベスト。
普段の通勤などでは、SPF30程度のものを選ぶなど、
使用シーンに合わせて選びましょう。
POINT2:低刺激設計でつくられていること
アルコール・防腐剤(パラベン)・鉱物油・香料・着色料など、
肌に刺激となりやすい成分を排除した低刺激設計のものを選んで、
肌荒れリスクを回避。
UV防御剤やスキンケア成分も穏やかな使い心地にこだわったものだと、
さらにGOOD!
POINT3:スムーズなテクスチャーであること
のびが悪いと摩擦刺激を起こし、赤みや肌荒れの原因に。
スムーズなテクスチャーであることは案外見落とされがちですが、
重要なポイントです。
肌にスーッとのびる軽やかなテクスチャーのものが増えてきているので、
そういうものをきちんと見分けましょう。
POINT4:こすらず簡単に落とせること
専用のクレンジングを使わないと落とせないほど密着性の高いものは、
肌にとって大きな負担に。
石けんで簡単に落とせるものを選ぶことも、
肌の健やかさと紫外線対策を両立させる秘訣です。